ひとり暮らしでなくなったから、涙を流せるのは車の中だけになった。 星を見に、屋根を開けて東へと車を走らせる。北斗七星はよく見えるが、月は雲に隠れている。さらに東へ進む。 かつては家のすぐそばに4軒もあったこのコンビニも、今ではちょっとした遠…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。