八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

希望を感じた日

昨晩、このブログに星がつき、そして読者になってくれた。自分が書いた記事を読んでくれるということがこんなにも嬉しいものなのだと初めて知った。そして希望を実感した。

とりあえず1歩、足を前に出すことから始めたこのブログだが、まだ踏み出した足は地面には着いてはおらず、その方向も定まらない。そんな状態でも書き続ければ自ずと大地を踏みしめる感覚が心に伝わり、そして2歩3歩と歩みを進めていくうちに進むべき方向が見えてくると信じてブログを書き始めた。で、その感覚は2年後3年後に叶えばと目標にした。でもそれは昨晩にとつぜん叶った。しかも日本から遠く離れたアメリカから。朝日はやっぱり東から昇るんだな。

希望というのは非常に移ろいやすくおぼろげで不確かなものだ。どんなに自分を信じようと頑張ってもなかなか実感がつかめない。どんなに努力をしても、どんなに神に祈っても、現実は容赦なく絶望へと突き落とす。

中島みゆきさんの「時代」という歌。そこにある「いつか」という日。いつかその日が来るんだろうなとは思っていても、それはまだまだはるか遠い彼方。てゆうか、疑心暗鬼。信じることを恐れている。だからまったく期待していない。むしろその方が楽。そう思ってこの1年過ごしてきた。

でもやっぱり生きることを楽しみたい。前を向いて生き抜きたい。そうすれば妻は喜んでくれる。自分に期待するのはとても怖いけど、妻の期待には応えたい。

そして今日、ようやく「時代」という歌を絵空事でなく感じることができた。

アメリカにいるきみこさん。あなたのおかげです。ほんとうにありがとう。この場をかりて心より厚く御礼申し上げます。