八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

リムジン(ハイヤー)のすすめ3《羽田空港国際線・帰国編》

さて今回は、羽田空港国際線ターミナルでの、帰国から自宅までのハイヤーについて解説いたします。

先ず、前提として、飛行機の到着予定が21時以降の便であることとします。もしそれ以前の便でしたら、わざわざ高いお金を出してハイヤーを頼まずとも楽に帰れる方法はいくらでもあります。たとえば重い荷物は空港宅配に預けてしまうとか、空港バスを使って自宅近くの駅まで移動してそこからはタクシーで帰るとか、工夫すればリーズナブルに楽ができます。

しかし、21時以降に到着の便ですと、だんだんとリーズナブルな選択肢が減っていきます。まして22時30分以降に到着ですと、荷物を受け取って税関を通過するが23時15分以降となりますので、よっぽど都心に住んでないかぎりはタクシーで帰るしかありません。ならば、事前にハイヤーを手配してしまったほうが、タクシーよりも安上がりになる場合さえあります。

 

旅行が短期間ならば、また東京23区以外への帰宅ならば、自家用車で来て、駐車場に車を駐めておくこともお勧めですが、それもまたいくつか制約があります。

たとえば、ラウンジや機内での飲酒ができません。お酒が好きな方にとってはこれはもったいない。ましてファーストクラスに搭乗するのであれば、お酒のラインナップはいわば航空会社の看板でもありますので、よっぽどの下戸でない限りは各社自慢のおもてなしを受けましょう。

また、自らの運転は、事故に遭う危険性も普段より高いです。私も、帰りの道中でどうにも眠くなってしまって、サービスエリアで仮眠をとったことが何度もあります。また海外でレンタカーを運転してきた場合、日本のルールに感覚が戻るまで危なっかしいです。

なので、ハイヤーとの料金に大きな差がないのであれば、自分で運転するよりもハイヤーを手配してしまうことをお勧めします。

 

さて、実際のハイヤー体験記ですが、いやー、とても良かった!ちょっとクセになりそうです。

それでは先ず、運転手さんと落ち合う場所ですが、これには2種類あって、税関出口を出てからすぐの場合と、ハイヤー乗り場まで自力で向かう場合とあります。

どちらがいいかは、好みや各ハイヤー会社のシステムによりますが、私が今回お願いしたところの場合、税関出口でのお出迎えを頼むと、ミート料金として別途2000円の追加料金がかかります。

私はこれをケチりまして、自分で乗り場まで向かいました。まあ、乗り場までさほど遠くありませんので、羽田の場合は自力で乗り場まで向かうんで構わないでしょう。が、小さなお子さん連れの場合には、ミート料金を追加してでも迎えに来てもらった方が楽かと思います。

 

税関出口を出てまっすぐのところの「タクシー乗り場」と書いてあるエスカレーターに乗って1階へ降ります。

↓目の前に停まっている車がお目当てのハイヤーかと思ってパシャリと写真を撮ったら、全然違った。怖いお兄さん方のお出迎えだった。その筋の方々の黒塗りベンツとハイヤーは区別がつきづらいですので、間違わぬよう気をつけましょう。

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↑この出口を出て右に進むと、ハイヤー乗り場の看板がすぐにあります。

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ハイヤーのダッシュボードに自分の名前が書いてありますので、運転手さんに合図して、ごあいさつ。あとは流れに身を任せましょう。

今回の目玉です。なんと、いすにマッサージ機能がついている!!

日本のテクノロジーというか、日本のおもてなし精神というのは、これほどまでにレベルが高いのかと、つくづくしてやられた。まじすごいわー。

世界のVIPが日本を好きになる理由がよーく解りました。

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↑このリモコンで、もみもみ具合を選択。

車種はレクサス。たぶんLS600hLというモデル。セントレジスで乗ったベンツSクラスと広さは同じか、それよりも広い。

てか、まさかいすにマッサージ機能がついてるとは、ほんと、びっくりした。

自宅までの道中、背中をもみもみされながら、夢の続きを味わっておりました。

 

羽田から東京23区内は、13000円(セダンの場合。ミート料金別途)。今回は「セゾンプラチナアメックスカード」の優待で手配しました。おそらく、タクシー料金も同等か、へたしたら15000円くらいかかるので、飛行機の到着予定時刻が遅い場合には、タクシーで帰るよりもハイヤーを手配したほうが断然にお得です。

皆さんも、ぜひともこの「もみもみ」を味わって、セレブなプレイをご堪能ください。