生(なま)のものは毒も強い
生(なま)の食べ物は美味しいと、日本人はよく知っている。でも生は、毒気も強い。
この「ブログ」というもの、毎日書いていると、熟成させたものよりも、生のことを書くことが多くなる。その時に思った、感じたことを「生のまま」書き連ねてしまう。
私の場合、たまに口当たりのよいものもあるが、たいていは毒気が強いものになってしまう。場合によっては猛毒とさえ。
もっと熟成させてから世に送り出せばよいのだろう。でも、それがうまくできない。
いや、できないのでなく、「生」の魅力を知ってしまって、その中毒になっているのかもしれない。だから、この自分の「今」を熟成させずに出来る限り「生」の鮮度を保った状態で出したいと思ってしまっている、そんな気がする。
それでも、上手に毒抜きして出せればよいのだが、それもままならない。つくづく、自分自身の「毒」の多さと、毒抜きの下手さを痛感している。
「薬」は、毒の一種だということは広く知られている。ゆえに私の毒も、場合によっては薬となるのではないか、そう幻想しながら今日も相変わらず「生」を出し続ける。
なんちゃって。
自分を正当化してみた、ただの「言い訳」な記事でした。ちゃんちゃん。