八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

ロンドン五輪 競泳3日目

ロンドン五輪、競泳3日目。日本人選手がこぞってメダルを獲りました!

寺川綾選手、入江陵介選手、鈴木聡美選手、おめでとうございます!

 

まずは寺川選手。大会前のインタビューで本人が「金メダルを獲れるようがんばる」みたいな話をしていたので懸念していました。というのも、正直それは高望みしすぎに思えたからです。でも、レース後の表彰式の様子などをみていると、本当に金メダルを狙っていたんだなと思われるほど、いわゆる「ゾーン」状態の後遺症みたいな、心ここにあらずな様子でした。

彼女の実力や実績からすると、銅メダルでも十分に快挙です。でもそれは「金メダル」を狙って準備(トレーニング)してきたからこそ、銅メダルを獲得できたんだなと思いました。彼女の場合、銅メダルを目標にしていたら、おそらく4位以下に終わっていたでしょう。アテネ五輪と北京五輪にて平井コーチと北島選手がつくりあげた「金メダルを獲る為のノウハウ」が活きた結果だと思います。

 

次に、入江選手。彼の本番は200メートルですので、100はその前哨戦。だからここでメダルが獲れたということは、200メートルでの金メダル獲得に向けては良い流れだと思います。一方、200メートル背泳ぎの優勝候補筆頭であるアメリカのライアンロクテ選手は、今回はいまいちの出来ですので、面白い戦いになるでしょう。

アメリカ国歌を聴くのも飽きてきたので、ぜひ君が代を聴かせてほしいですね。

 

最後に、鈴木選手。びっくらこいた!メダル獲っちゃった!!本人もびっくりだったんじゃないでしょうか。

彼女の勝因は色々な要素がかみ合ってですが、その中でも軸となっているのが「気持ち(メンタル)」です。1コースなので1番最初に入場してきたのですが、その時の顔がものすごく良い顔をしていたのがとても印象的で、無邪気な笑顔といいますか、本当に泳ぐのが楽しみで仕方がない顔をしていました。

彼女の場合は、寺川選手とは対照的に「無慾」のすえでの銅メダルでした。

ゆえに、次の200メートル平泳ぎのレースをどう臨むのかが楽しみです。金メダルを意識してガチガチに緊張してしまうのか、それとも100と同じく無慾でレースに臨むのか、彼女のレース前の「顔」に注目です。

 

今日の深夜は、松田選手の200メートルバタフライがあるので、私の寝不足はまだ続きます。彼はフェルプス選手に勝つことを公言してこのオリンピックに臨んできましたが、なんだかその御膳立てがそろったかのような流れですね。この追い風にうまく乗っていい泳ぎをしてほしいです。

 

ところで、昨晩から私はホテル泊。これはあくまでかんづめ状態で仕事に集中するためで、家にテレビがなくてオリンピックを観たいためではない。まじで。ほんとほんと。

あー、お仕事がはかどってはかどって仕方ないわー。

あいらぶまいじょぶ…あいらぶまいじょぶ…(プラダを着た悪魔のエミリー風に)