八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

ロンドン五輪 競泳5日目

ロンドン五輪、競泳5日目。この日も、日本競泳陣はメダルを獲得。

立石選手、星選手、おめでとうございます!そして、北島選手、お疲れ様でした。

 

女子200メートルバタフライの星選手は、知る人ぞ知る「金メダル最有力候補」でした。その重圧に負けることなく、頑張って実力を発揮した(メダルを獲得した)ことは、本当にすごいと思います。レース後のインタビューでの涙は、重圧から解放された涙だったのでしょう。

彼女のコーチである原田さんは、私の知人です。友人と書きたいところですが、もう20年近くお会いしていないゆえ、のこのこ友人面するのもなんなので。でもきっと、お会いしたらそんなのすっとばして笑顔で接してくれる、そんな気さくで優しい素敵な方です。

星選手もきっと、そんな人柄に信頼を寄せて、二人三脚で頑張ってきたのだと思います。

素晴らしい戦いをみせていただきまして、ありがとうございます!今後の益々のご活躍を期待しています!

 

男子200メートル平泳ぎは、「世代交代」を印象づけるレースでした。でもそれがあまりに出来すぎにみえたゆえに、北島選手はラストで手を抜いた(わざと立石選手を勝たせた)といった意見をネットで見かけます。

まあたしかに、北島選手の最後のタッチが流れたので、そう見えても仕方ないですが、でも平泳ぎですので横は見えないわけですから、わざと勝たせるなんて器用なことは出来ません。疲労困憊でタッチが流れた(壁との距離の目測を誤った)とみる方が自然です。

また、北島選手が最初から無謀にも飛び出していったのは、自ら立石選手のペースメーカーとして泳いだためという意見もあるようですが、それもどうなんでしょう?

真に勝負の厳しさや非情さを肌で経験してきた者が、そんなつまらぬことを考えるとは、とても思えません。手心を加えてそれが後輩のためになるだなんて、そんな脳みそで勝てる世界ではないですので、北島選手なりに金メダル獲得を目指して全力でレースしたと、私は思います。思うというか、そう信じたい。

 

それにしても、ロンドンとの時差、むかつく。まじ眠い。

明日の早朝(競泳6日目)で日本競泳陣の見どころは終わるので、もうひとふんばり。

がんばれ、おれ。仕事しろ、おれ。