八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

反日の国とどうつきあうか

タイのスワンナプーム空港にて。空港建設に際して日本への感謝の言葉が書かれている。

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タイと日本は、400年もの長きにわたり友好の歴史がある。

昨年の東日本大震災でも、タイから多くの支援をいただいた。

タイの人からすれば、「日本のおかげでタイは経済発展できたんだから、そんなのは当然」といってくださる。そういってもらえて、とてもありがたい。

 

一方、反日運動が盛んなお隣の国。

ついには天皇陛下に対して土下座しろとまで言い出した。

これにはさすがに私も、怒りを禁じ得ない。

 

タイには王室があり、国民はみな、王室にたいしてとても敬意をはらって生活している。もしタイの国王に対してそのような不敬を働いたとしたら、間違いなく即座に国交を断絶し、戦争も辞さない騒ぎとなるだろう。タイの王室と国民の関係はそれだけ親密だ。

 

それがいいかはさておき、そこまでコケにされて、私たちはいったいどうすれば正解なのだろうか?

日本の政府は、これまで通りなにもしないだろう。それどころか、国民の税負担を重くしてまで、お金を差し出すようである。5兆円も。

外交というのは、私たち庶民にはわからないとても複雑な糸が絡み合ってることは想像できる。が、それを踏まえても、日本政府(官僚)の考えは、まったくもって理解ができない。

 

不当ないちゃもんをつける反日国の意図もわからんし、日本政府の意図もわからない。そんな中で、私たち庶民はどうすれば正解なのか? 非常に難解だ。

 

国同士という大きな単位でなく、もっと身近な人と人として、まずは考えてみる。

罵詈雑言を浴びせて金をせびるのが反日の奴らで、せびられるのが日本人、ということか。じゃあ、そんな奴らとは付き合わなきゃいいかというと、そう簡単にはいかないのが、昨今のいじめ問題。そうなった場合、警察やらに助けを求めるのが通常となる。これを国にたとえると、アメリカに助けを求めるってこと?!

でも、実はアメリカがいじめっ子の黒幕だったり。。。

 

いじめに勝つには、いじめっ子よりも自分の方が強くなることが、最も有効に思える。国として強くなるというのは、「経済」と「武力」ってこと?

経済は、いくら我々ががんばって稼いでも、どんな事情かしらんが簡単に略奪されてしまう。ってことは、結局は戦争をも辞さないという流れとなってしまうのか?

 

嫌いな人間に対する処世術として、「関わりを少なくする、関わりを絶つ」ことがやはり有効だ。なるべく接触することをさけて、徐々にフェードアウトしていく。まともに喧嘩するよりも、あえて逃げることで利を得る方法。

日本は、戦争を放棄した国。なので、いくら相手が横暴だからといって、いきなりミサイルをぶっ放すことはできない。ならば、関わりを少なくすることしか、選択肢はない。

 

そうすると、反日に対抗するには、「不買運動」など、なるべく関わらないようにするのが、私たち庶民ができることか。でもこの不買運動ってやつ、私はあまり好きじゃない。自分自身の意思で不買するのはいいが、他人から強制されると反対に買いたくなっちゃう。なんか興ざめしてしまい、あまのじゃくの虫がうずいてしまう(まあ、今回に限ってはさすがにあまのじゃくにはならないが)。

それに、もし個人的に付き合いのある人がたまたま反日国の人だったとして、私はその人を無下にはできない。個人的な理由で仲たがいするまで、今まで通り変わらずに付き合うだろう。

 

反日という国の政策に対しては、こちらも国という単位でないと対抗できないということか? ならば、政府(官僚)に対して圧力をかけることが、最も有効な手段となるのか。

で、どうやって圧力をかけるの?※

メールや電話で抗議しまくるの?それっていわゆるネトウヨって人たちと同じ行動?

「投票(選挙)」って方法が、さも有効かのように語られているけども、ないない。いみじくも政権交代をはたしたが、この数年でそれがいかに無意味かを証明してしまったし。

 

さてさて、こまったぞ。

 

結局、それぞれ「好きにしろ」ってのが正解か。

あんなにコケにされても平気な人は平気だし、それでも仕方なく付き合わねばならない人もいるだろうし、それぞれの事情で勝手にしろってことだよね。

日本人は、これまで「集団」を重んじて生活してきたが、それよりも「個人」を尊重することがいよいよ決定的となったわけだ。

 

まあ、この国が反日に侵されて安住ではなくなっても、世界にはタイをはじめ親日の国がたくさんあるので、そう心配することもなさそうだね。

嫌われている人らと無理して付き合うなんてドМなことは、私にはとてもじゃないができない。お互いにリスペクトしあえる人たちと、平穏に暮らしましょ。

 

 

※そもそも、どのようなことをしてほしくて国や官僚に「圧力」をかけるんだ?

「国交を断絶しろ!」「経済制裁をしろ!」といったところか? そこのところの考察については、また別の機会にしよう。

それと、「ぶちのめせ!」という声も、今後は高まりそうだな。「憲法9条」の改正か。それもまた、難しい問題だな。