八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

戦争をなくすことはできるのか?

戦争をなくすことはできるのか?

最初に私の結論を述べると、残念ながら「NO」と思う。

なぜなら、それは「男」がいるから。

この世に男がいるかぎり、戦争はなくならないと思う。

 

そもそも男は、生まれる前から幾億もの中から1番しか生き残れない戦いを強いられてる。だからか男は、幼い子でも、自分が「1番」になりたがる。この競争心と独占欲は、男である限り、死ぬまで消えることはない。

私は一応、男。だからこれは実感している。また、他人(男)がいらぬ張り合いを仕掛けてくるのもよくわかる。「負けるが勝ち」という言葉があるからゆずるようなもんで(心の中ではどちらも勝った気でいる)、それがなかったら男はみな意味のないチキンレースをくり返す。負けたら切腹ってのも、完全に男の発想。

 

唄で「ナンバーワンにならなくてもいい♪」というのがあったが、あれはやはり、どこか女性的な視点なんだと思う。男がつくれる詩じゃない。ん?

 

 

もしも、この世が「女」のみとなるならば、戦争をなくすことは可能かもしれない。

ただ、そんなのは非現実的すぎるので、もうちょっと現実的に考えたい。

 

そう、「男社会」がなくなって「女社会」になれば、戦争を回避することができるかもしれない。

「話し合って解決を」と声高にさけぶ女性議員。世論からは「はあ?」と、罵倒される。でも、議員も、官僚も、経営者も、世の中を動かしている人すべてが女性で占められたとしたら、世論の声は違ったかも。

男社会でなくなれば、世界平和は可能かもしれない。

 

男はただの労働力。子宝を残す種なだけ。

男が出世するには、去勢をして、オネエになるしかない。むかしの宦官みたいなものか。

 

戦争をなくすって、このくらいしないとむずかしい。だって、はるか昔から男は、動物をあいてに戦をしてきたんだから、そのDNAをいまのこの社会制度だけで封じ込めるのは不可能に思う。

 

女社会が実現できるならば、人口の調整なんて簡単にできるでしょう。そうすれば食料も不足することないから、戦争をおこす要因がなくなります。

あとは、宗教が戦争の要因か。宗教も男社会そのものだから、きっと大きく変わるんだろう。どう変わるかはピンとこないが、まあなんとかなるっしょ。

 

近年、男が弱くなったといわれている。

もしかしたらそれは、戦争をなくすための進化なのかもしれない。

 

いつか男は、平和のために銃も弾(たま)も棄てる日が来るのかもしれない。

 

(追記)

そういえば、「2番じゃだめなんですか?」というあのセリフも、男の口からは出てこない発想に思う。あの発言をバッシングしてたのは、おそらく男だけだろう。