炎上を覚悟してでも主張せねばならぬ時
正論を主張することの難しさ。また、自分の想いをストレートに表現することの難しさというのが、ブログ以外でも、あると思います。
なぜ正論を言うのが難しいかというと、「その正論は、たしかに筋が通っているのだが、でもそれを感情的には支持できない」という人間の心理があるから。つまりは「嫉妬」等といった感情が正論の妨げになるということ。「お前ばっかズルイ」ってやつ。または「なんかムカつく」ってのもある。
「立場」によっても、その正論は支持できないというのもあります。たとえば従業員としての正論を、経営者としては全面的には認めないでしょう。
正論を声高に主張することは、どうも人間の社会に於いてはそぐわないみたいです。過去においても、正論を主張して処刑された者が数多くおります。
「んなもん、いちいち言わないで黙っときゃいいのに。」
たいていの場合においては、その方が利口でしょう。
でも、誰かが「それは、おかしい」と言わねばならないことって、たくさんあります。
こうしていろんな方々のブログを拝見していると、相当の覚悟をもって発言している方もおられます。「そうだそうだ」となればご本人もホッとするでしょう。が、炎上の場合もあるでしょう。大多数が納得するものでも、一部の権力者(または荒らし)によって炎上しているかにみせることも、ネットの世界ではよくあること。また「訴えるぞ」という殺し文句に屈せざるを得ないことも。正義と力は別物。この世は理不尽です。
いまだ「大きな声のものが勝つ」世の中ですが、私は勇気を振り絞って訴えかけてる小さな声にも、耳を傾けたい。
ブログにあふれる小さな声に、真摯に耳を傾けたい。
私も小さな声で訴える。
「レジ袋を有料化しているスーパーがきらいだー」
「課金よりも値引き(マイバッグ持参の人は2円引き)のほうがお客は逃げないぞー」
「袋詰めまでしてくれるスーパーは、もっと好きだー」