「ナンタコスください」マックで誤注文が多発中(虚構新聞)
虚構新聞には、いつも感心させられる。このマックのネタ(カウンターメニューの廃止)については、私も近日中に記事を書こうと思っていた。
でもこの記事をみたら自分が書こうとしていたことがふっとんだ。布団もふっと(自粛
この記事を高校生の自分がみていたら、確実に実行に移していた。ひじょーにおバカな高校生活をおくっていたので、こんな可愛い程度のことだったら間違いなく実行していた。
私らはカウンターで「マックシェイクきのこ~」と叫びながらズボンを…(以下自粛
まあこれは冗談だが、でもそんな「武勇伝」を先輩に聞かされて「〇〇先輩ならやりかねない」と真剣に思ってキャッキャしていた。たぶんホラだったと思うが…
私らは「とんねるず」を観て育った世代。笑いのノリは体育会系。でも今の世の中の主流はパソコン系というか、オタク系というか、いわゆる文化部系のノリなんでしょ?
どうも体育会系のノリは、このパソコン社会というか、ネット社会というか、デジタルとの相性が悪い気がする。ツイッターなどで炎上するのも、昔の体育会系のいたずらというか冗談なことがターゲットとされている気がする。
体育会系のノリというのも、我々としては「シャレ」で済むレベルで抑えていた。そうでないと「連帯責任」となって自分以外のチームメイト、果てはまだ見ぬ後輩たちにまで迷惑がかかるから、だから「げんこつ1発」で済むことや、せいぜい1週間の「停学」で済むような(こういう場合は飲酒かタバコ)ことしかしていない。
だからマックのカウンターでパンツは脱いでいない。武勇伝は聞かされても実際に見たわけではないので真偽は分からない。そんな噂話レベルで大喜びできていた、のどかな時代だった。
もし先輩の武勇伝が映像として残っていたとしたら、ちょっとひくな。「マジでやってるよ…」って。なんでもかんでも映像で残せてしまう、しかも全世界に配信できてしまうこんな時代では、体育会系のノリはシャレでは済まなくなる。
虚構新聞のようなとても高度なシャレも、実行しないからこそ、面白いんだろう。
だからよかった。我々の高校時代にそれがなくって。
だから皆さん、マックのカウンターでナンタコスを頼んじゃだめですよ。マックで絶品チーズバーガーくださいといってお姉さんを困らせてはだめですよ。そうしたテロ攻撃をくり返せば再びメニューを置くようになるだろうって思っちゃだめですよ。ダチョウ倶楽部のフリじゃないですよ。絶対にだめですよ。