八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

旅から帰ってきて

旅から帰ってきたばかりって、なんてゆうか、大きなフレッシュなエネルギーが自分の中に充満している。それを還元するには、ブログ的には記事にするには、人生的には成果とするには、まだもう少し時間がかかる。熟成までの時間。銀座のお寿司屋さんがネタを仕入れて数日経ってからお客さんに提供するみたいな、狩りたての肉を食べれる柔らかさに熟成させるみたいな、そんな時間が必要なのかも。この旅が何だったかって知るには。

 

滞在中、あまり脳みそを働かせないようにしていた。坤らしく。あえて思考することを止めていた。だからなのか、声にならないアウトプットのマグマが奥底に眠っていると感じるのは。声なきまま、具体的なアウトプットのないまま自分の感性のひとつとして吸収されてしまうかもしれないこのマグマ。またそれでよしとしている自分。

アウトプットしなきゃ、なにか形として残さなきゃ、意味がないのか。いいや、そうではないぞ、そうではないぞよ。と、変な口調で諫めている何かが薄目を開けて眠っている。

 

坤には「無」の意味がある。それはいったい何なのか。

言葉にはならない、奥深い、底知れぬ大きなものを会得してきた気がする。

「無」を「明らか」にすること自体が無意味なことなのかも。無は無のままでいい。

 …って、何いってるか分かんねえ。

分かんねえもんは分かんねえでいい。そういうことか?

いや、そうじゃねえんだよ。

…と、へんてこな無限ループに嵌まりそう。

 

たくさんのものをインプットしてきたから今は休みたいセクションと、さあこれから分析開始とエンジン全開のセクション。頭の中がえらいことになってる。だから眠いのに眠れない。何か言葉にしたいのに言葉にならない。これ落ち着くまで10日間くらいかかるな。でもその頃にはまた新たな地へと旅立ってる。忙しいな、おれ。

まあ今回の旅も次回の旅も「忙しい」がポイントだから、まあ仕方ない。

傍目には分からないこの忙しさをほくそ笑んでる自分に今は全権を委ねておこう。