八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

英語耳

英語、まじ苦手です。小さい時から洋画を観たり洋楽を聴いたりしていて英語への関心はとても大きかったのですが、さっぱり苦手です。

特にヒヤリングが最悪で、ミミズが這ってる様にしか聴こえません(イメージできない)。

でもそんな私でも、滞在が長くなるほどにそのミミズが小さくなり、だんだんとアルファベットらしき形に変わっていきます。石川遼くんが宣伝するあれと同じ効果なのでしょう。

 

国々によってミミズのかたちは変わりますが、オーストラリア英語は、私にとっては1番聴き取りやすい気がします。today(トゥデイ)を「トゥダイ」、8(エイト)を「アイト」と発音する独特のアクセントが、ミミズを単語に変えやすくしてくれます。

また英語圏でない国の方が聴き取りやすいと感じます。だからアメリカに行くよりもヨーロッパの方が言ってることが理解しやすいです。お互いに文章でしゃべらず単語で会話するからでしょうね。

 

石川遼くんのあれですが、その気になれば無料で同じことできます。パソコンからですと海外の動画やインターネットラジオの活用、DVDですと字幕を英語にしたり字幕なしにしたり、その気になれば日本でも英語漬けの環境が可能です。

 

ただ1つ、注意というか危惧していることがあって、それは「おかま英語」になっちゃっていないかです。金髪おねーさんのドラマや映画ばっか観てると、もしかしてそっち系の英語耳になっちゃってないかいつも心配します。好きな映画の1つに「プラダを着た悪魔」がありますが、ああいう男性登場率が低い映画はきけんかもです。スウィ~トやラブリィ~が自然と出てしまってたら重症です。

また反対に「24」の場合ですとジャックバウアー英語になりそうできけんです。プッザガンダーン!(put the gun down)やデーミッ!(Damn it)なんて使う場面に遭遇するリアル24、やばすぎです。

映画、ドラマ、アニメ等、同じものを繰り返し観すぎると(聴き過ぎると)やばいかもです。慣れてきたらそれぞれ聴き分けられるでしょうが、慣れるまでは教材の種類は厳選したほうが宜しいでしょう。

 

そこから更に話せるようになるには、もうひたすら「会話」するしかないのでしょう。自分の言葉で話さないと結局は上達はしません。これは日本にいては難しいでしょうね。外人の恋人をつくるとか、楽〇に就職すれば使用頻度はアップするんでしょうけども、日本に居る限り大半の人にとって英語なんてどうでもいいですもんね。

 

ただ、英語耳になってた方が海外旅行がぐっと楽になります。誰しも滞在初日よりは最終日の方が英語耳になっているでしょ。だから英語を喋れずとも、せめてミミズ語の解消だけはしておいた方がよろしいです。

私の経験上、滞在2週間でスイッチが切り替わります。だから、出発の2週間前から英語耳に慣らしておけば、気分も盛り上がるでしょうし、現地でもすぐに溶け込めるでしょう。会話の相槌で肩をすくめて「オゥ、カモ~ン」なんて言えたらもうネイティブです。たぶん。

 

何でもそうですが、結局は必要に迫られないと上達しません。

海外で得た英語熱も日本に帰って来たら急速に冷めます。だったらせめて行く前にその熱を少しでも高めておけばと思います。海外に行く前に少しでも英語耳にしておくことをおすすめします。