旅と本(ちょっと追記・パース編)
以前に旅先での電子書籍の普及率の高さについて書いたが、今回のオーストラリア(パース)では、驚くべき普及率の低さだった。てか、行き帰りの空港や機内、また旅先にて、電子書籍なるものを手にとって指でシュッシュしている姿を1度も見かけなかった。
パース市街には行かずビーチばっかだったので正確なリサーチではないが、すくなくとも空港で電子書籍してるオージーがいなかったのは事実。んで、電子書籍のかわりに「それって辞書?」とつっこみたくなるほどの分厚い本を持ってる人をたくさん見かけた。
さすがオージー。裸足でスーパーマーケットに来ちゃう人(裸足族)がいるほどのアナログ人間ぶりは、本という分野においても健在だった。
私がオーストラリアを気に入ってる理由が、この「アナログさ」にあるのだと、今回あらためて気づかされた。
血液型占いの信憑性はおいといて、私は典型的なB型タイプに分類される。で、典型的なA型タイプと言われる人にオーストラリアを勧めたところ難色を示されたことがある。
「几帳面」な人にとっては、どうもオーストラリアというところは居心地が悪いみたい。
海外移住をお考えの方で、「田舎くさい」「ワイルドだぜぇ」な所が苦手な方は、オーストラリアは候補地から外した方がよさそうです。
そういえば、もう何年も前になるが、高城剛氏が電子書籍について力説していたことがあって、その時「これさえあればエアーズロックのふもとでマンガが読めるんですよ!」と熱く語ってた。
読まねーよ!
その当時も今も、変わらぬつっこみをしておく。