八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

「ブランド」って

「E」が消えちゃって(光っちゃって)たいへんなことになっちゃった写真。

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実際にはちゃんと「E」は書いてあります。

 

ロンドンオリンピックでのアメリカ選手団のユニフォームが全部「中国製」だったという問題。それを「けしからん!」と思う人と「そんなの別にいいじゃん」と思う人といるでしょうが、私は前者タイプです。

ここのブランド、特別なユニフォームですらそうなんですから、実際に売られている商品もアメリカ製はありません(すくなくともソーホーのお店は全滅だった)。好きなブランドだったんですが、私の中ではファストファッションと同レベルになってしまいました。もうアウトレットでしか買いません。(安いと買っちゃいます。三つ子の魂なんとか現象。苦笑)

「アメリカ」の代表的なブランドだったのに、アメリカという看板を捨ててしまうだなんて、ずいぶん大胆な戦略ですね。

 

「ブランドの価値」

ブランドって、そのマークが付いてるだけで「高値」で取引されるってことですよね。でもいったんその価値にケチがついたら…。

 

某ラルフローレンとは反対に、「アメリカ」というブランドを売りにするお店が現れはじめました。上の写真ように小さな店舗から、アメリカンアパレルみたいに大きな店舗まで、大手ブランドの戦略を逆手にとるやりかたで生き残りをかけています。

ひじょうに上手いやり方だと思います。どケチの私でもついつい財布のひもが緩んじゃいますもん。上記写真のお店の服、サイズがあったら買ってました。残念。

 

「日本」というブランドも、ずいぶん高い信用をされています。上記のお店にも日本人デザイナーの商品がありましたし、MOMAの売店に無印良品のコーナーもありました(無印良品は日本製すくないんですが…)。

 

前にも書きましたが、私は必ずどこ製かタグを見て、その商品の値踏みをします。シャネルとかでしたらどこ製かみる必要はないんですが、コーチやプラダはチェックが必要です。そもそもシャネルやエルメスはブランドの信用と引き換えにお値段が可愛くないんですよね。なので結局タグ(お値段)をみないといけないという別問題が発生しちゃう。あのシャネルの黒革トート良かったなあ。3800ドルか…。

 

大量小額のファスト系と、少量高額のブランド系、どっちが生き残るんでしょうかね。少なくとも、大量高額のブランド系に未来はないと思います。

「本物」には生き残ってほしいですけど、そもそも何をもって「本物」とするか…。

 

なにが言いたいのかわからんエントリーになってしまいましたが、要約すると、

シャネルのバッグが気軽に買えるようにお金欲しいなという嘆きでした。