「ブランド」って 2
前回の記事と関連しますが、「そのブランドを持つ自分」ってのも、購入する上での大事な要素ですよね。約30万のバッグ、予想よりもリーズナブルだったので買えない値段ではないですが(まさか38000ドルじゃないよな?)、宝の持ち腐れというか、まだ「似合う自分でない」という気がするのも、購入をしぶる理由の1つです。
値段見ずにポンっと買えるほど稼げていればいいのか、それとも年輪を重ねて渋いじじいになっていればいいのか…。価格だけではない「重み」がブランドにはありますよね。
先行投資的に自分を過大評価させたい時にも、ブランドってのは有効なのでしょう。それを持ってれば信用されて仕事の依頼バンバン来るんだったら躊躇なく買いますが、それもねえ、今はそういう時代じゃないですよね。でもまだそういった風潮は残っているのか?
そういう「物で人を値踏み」してくる輩に対しては、わざとボロを着たりしてカブキたくなっちゃうんですよね。その逆でわざとくそ高いブランドを持ちたくなるのもあるけど。
「高い物を持ってたら(金持ちっぽくみえたら)途端にへいこらしやがってw」って。
駆け引き抜きにして「純粋に気に入ったから買った」としたいけれども、そもそもそのブランドだから買うっていうのがあるので、どうしても色んな事情を考えてしまう。
結局、行きつくところ「自分」というブランドにたどり着くんですよね。
「自分らしさ」に。
草間彌生さんみたいに自分自身がブランドになっちゃうまではいかずとも「物に負けない、物に振り回されない自分」でありたいです。
やっぱ今回もなんだかよくわからんエントリーに。30万円のバッグを買わない言い訳をさがしてる?でも、人の寿命なんて、明日がどうなるかなんて、何ひとつ分からないんだから、その時々で躊躇せずに好きなことをすればいい。と、悪魔が耳元で囁いている。
5番街のお店も覗いてこようかな。危険だな。