八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

時差ボケ?それとも疲れ?

いま日本は午後5時、ニューヨークは午前3時。めっちゃ眠くなってきたぞ。

ただこれ、時差ボケなのかというと、そうではない気がします。ただたんに「疲れ」からの眠気な気がします。しかも「風呂入った」「飯食った」という条件付きで。

 

旅って、やっぱどうしても疲れる。もちろんポジティブな疲労ですが、それでも疲労は疲労。糸井重里さんが11月8日のコラムで、

ひとりで旅をしていたら、なにをするにも、じぶんで考えて、じぶんでやらねばなりません。いくら情報を増やそうが、知識を詰めこもうが、判断するのも行動するのもじぶんです。
そして、旅の間は「なれてない問題」が出されます。
どう答える、どう考える、どうすればいい?
じぶんの「いつもの場所」にいたら、考えなくてもできることばかりでしょうが、旅先では、いちいちが新しい問題です。
 
移動のための切符や泊まるところの手配、食べものをどうするか、天気とどうつきあうか、暑さ寒さと服装との関係、さみしさをどうするのか、うれしさをだれと分けるのか、退屈はどうする、眠る算段、洗濯やゴミのこと、お金の計算はどう立てる、すべてじぶんの判断です。

 

つまり、旅って、アウトプットの連続なのです。

これを読んだ時、やっぱ旅って疲れて当然なんだわと思いました。

たとえリフレッシュを目的とした旅であっても、それはそれでエネルギーを使います。いつもの日常とは違うところにいるんですもん、当然ですよね。

たとえ言葉が問題なく通じたって、見ず知らずの他人さまとの会話は、やっぱ気ぃ遣いますもんね。更に楽しけりゃあ余計にエネルギー使っていますので、遊び疲れた子供が飯食って爆睡するかのごとくに突然に睡魔が襲ってきますって。

だから私は、時差ボケはしませんが、旅の疲れでしばらくはポンコツです。

 

時差ボケ対策として、現地時刻にあわせて睡眠や食事の時間を調節する方法がありますが、私としてはあまり効果的ではない気がします。眠い場合、寝れる状況なら寝ちゃえばいいし、寝れない状況なら気合いで起きてるしかない、皆さん結局はそうせざるを得ないのではと思います。

 

「寝ちゃいけないから眠くなる。」そういう側面もあるでしょうね。

私の場合、このあと6時から8時の間に宅急便さんが来るので今寝ちゃうわけにはいかず、だからよけいに眠くて仕方ないのかもしれません。また、明日の仕事の資料を作ったり来客用のセッティングをしたりせねばならず、そのプレッシャーも少なからず眠気を誘発させてます。

 

とまあ、時差ボケってやつについて、自分なりに疑ってみましたが、そもそも普段から時差ボケな生活習慣なので、あまりデータとしては信憑性ない気もしてきた。

 

「時差ボケなんてものは存在しない!あなたは寝不足か、たんに疲れているだけだ!」って強く言いたかったんだけれども、私の場合はどうも説得力が弱いっす。