出会いを逃し、その幻を追い続ける
あ、これ、買い物の話です。意味深な釣りタイトルつけちゃいました。てへ。
ニューヨークでみたシャネルのトートバッグ。あの後、五番街のお店に行ってもなくて、アッパーイーストではトイレしたくて店内にすら入れず、最終日に再びソーホーのお店に行ったらもう別の商品がディスプレーされていた。
シャネルって、好きなブランドだけれども、その全部の商品を好きかといわれると、そうではない。いわゆるシャネルらしいというか、若い子が持ちそうな物や、お受験ママが持ちそうなラインは好みではない。お水の人が好きそうなのも。あ、これは自分使いの話ではありません。妻に持たせるならという話です。そういうウィンドウショッピングができなくなったのは、とてもさみしいですね…。って湿っぽい話したいわけではなーい。
どちらかといったら嫌いなブランドだったかな、固定概念としては。でも実際に店内に入ると、あるんですよね、素敵なお宝が。私からみてナシな子たちのすきまにチョコンといるんですよね、できる子が。
で、ニューヨークの話にもどりますが、お買い物って基本的には女性物が主流なわけで、だからもう昔のようには買い物を楽しめないんですが、まあネクタイでもとシャネル入店。そしたらネクタイはなかったけども、男でも持てそうなユニセックスなバッグがあるじゃないですか!一気にテンション上がって値段チェックとかしちゃって、50万円以上はするだろうなと思ったら30万円と、思いのほかリーズナブル。でも、30万円自体はめちゃ高額だから即決では買えない。まだ滞在期間たっぷりあるからゆっくり考えようと思って退店。その後、買う言い訳と買わない言い訳をぐるぐる繰り返しながら、とりあえずもう一回商品を見てみてと思ったら、冒頭のような顛末に。その時は特にくやしさとか後悔みたいなものはなかったですが、ネットでセレブさんのお買い物記みたいなのを読んでると、むくむくともったいないおばけが起きてきちゃって…むっきー!!な日曜の朝。
買い物って、瞬発力なんですよね。直感なんですよね。いちいち左脳で言い訳考えていたら、もう負けなんですよね。
またそれで、縁がなかった物ほど、その幻がどんどんと巨大化していくんですよね。
あーあ… F(ぴー------------------------自粛)!