旧友からの電話
夜の11時、携帯の着信音が鳴る。ん、お客さんからかな?と思ったら旧友からだった。30分くらい、お互いの近況を報告しあい、近いうちにみんなで会おうと約束した。
嬉しかった。
妻の葬儀に駆けつけてくれた旧友たち。あれからもうすぐ2年が経つのか。
本来は私の方から近況報告するべきなんだが、なんやかんや自分に言い訳して先延ばしにしていた。みんな心配してくれてるのは分かっていたんだが、なかなか連絡できず。年賀状をきっかけにしようかとも考えてた。そんな矢先に連絡がきた。
「まあ、酔った勢いでさ」って言ってた。
そうとう勇気がいったと思う。ほんと、感謝。
最近読んだ本で「リーダーシップ」について書かれていて、そのことをブログで記事にしようと構想を練っていた。そう、友人のこの行為こそリーダーシップ。私を含め誰かがリーダーシップを発揮しないとずっと会えないままだったから、ほんとありがたい。
他の友人も、私から連絡が来るのをずっと待っててくれていたんだろう。年賀状をきっかけにと、私と同じことを考えている友人もいると思う。
人なんか信用できない
なんて書いたもんだから、妻が「ったく仕方ねえなあ」って手配してくれた気もする。お手数おかけしまして、あんがとございます。
みんなと再会して、
泣かずにバカ話できる自信ないな。
暗い酒にはしたくない。でもそう言うと「水くせえぞ」と怒られるかな。
いつになるかは分からないが、とりあえずみんなと会って、あの時のお礼をいいたい。
泣いちゃってもいいや。恥ずかしいけど。
苦楽を共にした青春からもう22年も経つのか。そりゃ色んな事あって当たり前だな。