都心に住む意義
昨日、驚愕の事実に気づいてしまった。私、道端でタクシー拾ったことがない…。
お店を出て、女性陣二人は慣れた足取りで颯爽とポイントまで移動して、慣れた手つきでタクシーを拾って、なおかつ相乗りゴチまで。すっかりお世話になりっぱなしに。
皆さんはそのままタクシーで帰宅。私は駅から電車。
帰りの電車はかなりの混雑。その車中、かなり考えさせられた。
「都心に進出しなきゃ、やばいかも」
妻は生前、そのことを危惧していたが、私がいいよ別にとブレーキをかけていた。うちも一応は東京都だから、別にわざわざ都心に進出せんでも変わらないって、家賃高いだけだからそんなのもったいないって、と。今までそれでなんの問題もないと思っていたけど、問題ありありな気がしてきた。大きくお金を稼ぐうえにおいて、自分の感性を向上させるうえにおいて。
昨日のお店、料理が美味しいのはもちろんだが、気くばりがものすごかった。このお店が特別なのか、それともこのレベルの気くばりが都心では当たり前なのか!?とにかく自分のレベルの低さにめまいがした。ニューヨークのアッパーイーストで優雅にめし食えるようになりたいとか以前に、東京の中心のことまったく知らなかったよ。だいたいタクシーすら拾った経験ないだなんて、おわっとるorz…。
都心に行かなきゃやばい。
都心には学ぶべきことが山ほどある気がする。
もっと遊ばなきゃやばい。
ひろゆきさんだったかな、「クリエイティブな仕事の人は、必然的にみな都内に住むようになってしまう」って言ってたっけ。田舎じゃ世の中にウケるアイデアが思い浮かばないのだそうだ。私的には田舎でも別に大丈夫だと思っていたが、ちょっと考えが変わった。
子供がぎゃーぎゃーぴーぴー騒ぐファミレスの店内でスウェットにサンダルでクリエイティブな仕事してる俺イケてる、そう思ってた時代がありました。ってそれ昨日ようやく気づいたんだけど。世間知らずだったわー。