八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

日本も婚前契約が必要に?

益若つばささんが離婚したという話題で、元夫に2000万円の財産分与を支払ったとのこと。このことで一部のネットでは元夫側に非難が浴びせられています。

この元夫、元々は数億円要求していたとか子供の養育費は支払わないだとか、色々ボロクソに書かれてますね。真実はさておき、結果的には一生汚点がつきまとうことになりました。たかだか2000万円では割に合わないと思います。だいたい、益若さんが活躍している限り一生「益若つばさの元夫」というレッテルは消えないんだから、だったら最初から「カネなんていらないよ」ってした方が先の人生が楽だったと思うんですが。2000万円はたしかに大金ですが、それで一生生きていける額ではありません。こうしてデカデカと報道されることくらい分かっていたでしょうに。私だったら一銭も受け取らず、そしてコツコツ養育費を払い、世間的に「いい人」を演じるでしょうね。せっかく世間に顔を売ったんだから、目先のカネよりも名を上げることをしたと思います。

 

この報道を見た時、まっさきに思い浮かんだのが小柳ルミ子さんです。元夫の大澄賢也さんに1億円の慰謝料を要求した件。あれ、1億円を要求するんでなく、反対に大澄さんに1億円をあげた方が良かったのにと思います。あの離婚騒動以降、小柳さんのメディアでの露出は一気に減りましたもんね。1億円は超大金ですが、仕事が無くなったことによる損失の方がずっとずっと大きかったでしょうに。

 

夫婦のことなんで他人がとやかくいうものではありませんが、でもとやかく言われてしまう立場なんだから、もっとうまくやればいいのにって思います。

男女問わずに「男気」ってやつをみせて高感度をあげるほうが、目先のお金を手にするよりもずっと得すると思います。

 

さて、今回のことでもう1つ思い浮かんだのが、海外セレブの離婚です。欧米では離婚の際に財産問題等でごたごたしないよう、結婚前に「婚前契約」をするのが一般的みたいですが、いよいよ日本もそうなるのでしょうかね。そう思って婚前契約でググってみたら、もうすでに関連本が出版されてました。

日本人の感覚だと、婚前契約してまで結婚なんてしたくない、結婚なんてめんどくさいってなりそうだけど、どうなんでしょう。

婚前契約を肯定的に捉えるとしたら、舅や姑と同居しないだとか、そういうのが日本では主流となりそう。たしか欧米では同居しないのがスタンダードですもんね。

 

結婚に限らず、色んなところで「〇〇が当たり前」というのが崩れてきているのでしょう。時代の変化というのは、とても緩やかに、真綿で首を絞めるかのごとくに進んで行きますが、ここにきて一気に時代の変化が進んでいると感じます。実際には進むスピードは変わらず、時代の変化に気づかされてるだけ。コップの水が満杯になって溢れだしている状態なのでしょう。

 

変化に気づくことは大事ですが、その対処方法を見出せなければ意味がありません。皆が一様に「本を読め」と説いているのは、そういうことなんでしょうね。本を読んで自分の頭で考えろ、と。

とりあえず婚前契約の本、読んでみます。