八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

有名人への「さん」付け

「有名人へのさんづけ」とググると、色々と意見が分かれてますね。私はブログを書く時には、基本的に「さん」「氏」「選手」等々の敬称をつけるようにしています。

 

私は敬称を「親しみ」と「礼節」の2つの理由で付けていますが、敬称を付けない人も、親しみを込めてだったり、リアルで知り合いではないからかえって失礼と思って、なんて理由みたいです。

たしかに、過度な敬称は慇懃無礼になる場合がありますもんね。

でも、私の中で呼び捨ては「身内」にするものという意識があるものですから、やっぱ有名人を呼び捨てにするのは、まして年上を呼び捨てにするのには抵抗があります。芸能人もよくネタで、街中でファンから呼び捨てにされると「さんをつけろ!」と言ってますので、本人たちも呼び捨てにされると腹が立つのでしょうね。

 

そんなこんな考えてたら、ふと、「歴史上の人物」に対してはどうだったかなと思いました。たとえば、織田信長、豊臣秀吉徳川家康。そのままフルネームか、信長、秀吉、家康って書くなあ。信長さんとか秀吉氏とか家康様とは書かないなあ。ありえるとしたら、家康公とかか。

ん、西郷隆盛は西郷さんでも大丈夫か。みんな上野の西郷さんって言ってるもんな。幕末の人の場合は違うのかな?でも坂本さんとか龍馬さんとは言わんなあ。

 

歴史上の人物を呼び捨てにする場合、それが2次元か3次元かの違いなのかもしれない。西郷さんの場合は、銅像があるから上野界隈ではさん付けになってるのかもしれない。

歴史上の人物って、実際のところこの世に居たんだかどうか分からない存在ですもんね。聖徳太子は実在しなかった!とか昭和世代にとって衝撃的な説もあるくらい、2次元の世界はどれもファンタジーです。

一方、いま実存している人は、たとえテレビや写真でしか知らなくとも、ファンタジーではなくリアルです。だから私は呼び捨てすることに抵抗があるのかもしれない。

 

さんづけについて更にググってみたら、松岡修造は誰に対してもさんづけするらしい。げ、松岡修造と一緒かよ。。。