明日を託されたものたち
ロンドン クイーンズシアター
今回の旅は、ここに導かれた気がする。
当初は、ロンドンに来る気は無かった。もっと暖かいところを予定していた。けども、狙っていたところは飛行機のチケットが高くて、ここロンドンだけなぜか破格のチケットを売り出していた。そして選んだホテルも、ピカデリーサーカスのすぐそば。この劇場までも歩いて5分ほどのところだった。
そう思うならもっといい席で観ろってかんじだが、ケチって1番安い席を選んじゃった。シャンデリアよりも高い場所からの観覧に苦笑。でも、ここでも十分に楽しめた。
自分でも驚いたのが、最後の最後の歌詞「Tomorrow comes」を素直に聴き入れたこと。ホロリと涙して劇場をあとにした。ちなみに生 I Dreamed a Dream は号泣しすぎて舞台がまったく見えませんでした。もう条件反射で泣いちゃうみたい。パブロフ。。。
高揚した気持ちを静めるために、すこしロンドンの街を歩いた。
夕陽と街のコントラストがきれいだった。
今日は知人の命日。
愛する者たちに明日を託して旅立った。
託されたほうは、それをプレッシャーに思わず、気楽に明日を迎えてほしい。
明日を楽しみに、安らかに眠りにつけるよう、そう願ってる。