八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

ビジネスマナーの大切さ

「つまらない大人」になる方法

上記リンクは「ビジネスマナーよりも大切なものがある」的な記事。

まあ、言いたいことは分かるが……

 

ビジネスマナーは若い時に徹底的にしごかれた方が良いと思います。とんがりたいなら、かぶきたいならば、ビジネスマナーをちゃんと知った上でそうするべきです。

タテ社会なめんな。

 

ビジネスマナーは「形」でなく、その「本質」が大事。つまり、どれだけ「気くばり」ができるかってことが大事なのです。で、その為には最低限の「形」は知っておく必要があります。

 

たとえば、携帯マナー。

ファストフード店内で大声で携帯で話してるスーツ族をよく見かけますが、こういうのこそが典型的な「つまらない大人/ダメな大人/仕事のできない人」です。私服姿で電話してる若者はこの予備軍で、その子らは皆きまってバイトだかの面接のアポイントをとってます。このようにファストフード店内で大声で電話してるのは皆きまって「仕事」にかこつけた電話で、友人らとプライベートなやりとりとしてる若者は皆無です。

これは、ビジネスマナー以前の問題で、社会としてのマナーがなっちゃいない例ですが、こういった礼節が欠落している輩は皆きまって「仕事」にかこつけてその行為を正当化しますので、やはりビジネスマナーの悪例としてくくるべきかな、と。

「スタバなう。〇〇の社員が大声で携帯かけててもうまじ激おこ」ってツイッターで書かれてしまったら企業としても困るでしょ。だからそうならないようビジネスマナーにうるさくなるのは当然です。これは、大企業のサラリーマンだけでなくフリーランスも同様で、たとえ有名人でなくても写真撮られて鬼検索されて晒される時代がもうそこまでやってきてますので、ビジネスマナーは今の時代だからこそもっと強化するべきだと、最新版にアップグレードするべきだと思います。

 

社会って、基本的に「減点方式」ですよ。だからマナーというものが存在するんじゃん。その内容は時代によって変わりますが、人が集団で生活する以上は、マナーというものは未来永劫なくなりません。そしてそれはずっと減点方式です。

人の評価も、加点もありますが減点ももちろんありますって。特にビジネスにおいては、フリーランスこそ減点(されないよう)に注意するべきですって。大企業という看板に守られていないんだから、つまらぬ失点は極力避けるべきです。

 

マナーは気くばりです。

気くばりを軽視する人間は、仕事もろくなもんじゃありません。なので「仕事ができればマナーなんて関係ない」なんてことは絶対にありません。

仕事は「相手」があって成立します。

そしてマナーは「相手」のためにするものです。

マナーを軽視する大人、気くばりができない大人こそが、つまらない大人です。