八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

テレビっ子

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テレビを観ない生活を1年半ほど送っていたが、ひと月前のアンテナ点検をきっかけに再びテレビ生活に戻った。うちのテレビは故障していたわけでなく(内装業者が)テレビ裏の配線を誤って挿してただけという残念エピソード。そのことに1年半も気づかないなんて、機械おんちすぎる。。。

 

うちのテレビが復活して、最初は斜に構えて観ていた。ったく相変わらずくだらない番組ばかりだぜ的に。でも今は、そのくだらない番組を流し続けてたりする。寝室に音が戻ったことが、ストレス軽減に一役買ってるみたい。昨日のホンマでっか!?TVでも静かすぎる空間はストレスを増幅させるって言ってた。

 

テレビと接する時間が増えると、パソコンと接する時間が減る。その結果、ブログから遠ざかる。たまにネットサーフィンに熱中しすぎて「あまちゃん」を見逃すこともあるが、小学生の頃から生粋のテレビっ子だった私は、ネットよりもテレビを優先する機会がどうしても多くなってしまう。タバコに例えると、1年半禁煙したが、またもとのヘビースモーカーに逆戻り、そんなところ。長年の習慣を変えるのは強制的(物理的)にテレビが観られない状態でないと私の場合はダメみたい。デジアナ変換なうちのテレビが映るのはあと2年弱なので、その先テレビを買わなければ再び禁テレビ生活に戻るが、さてどうするかな。

 

最近のテレビは面白くない。よく聞く。でも私は、テレビなんて昔からこんなもんだろと思う。昔の人だって、好きで毎週かかさず観てる番組なんかさして多くなかったんじゃね?あとは惰性でつけてただけでしょ。テレビ番組の質は昔から変わっていないと思う。変わったのは世の中の環境のほう。で、いまだテレビ離れせずに観続けている人というのは、その変わらぬテレビの中にノスタルジーを感じているんだと思う。

そういえば、いいとものテレフォンショッキングはシステムが変わったんだね。あれ昔のシステムの時、次のゲストが脈略なくお笑い芸人とか演歌歌手だったりするのはバーニnくぁwせdrftgyふじこlp……ふぅ、あぶないあぶない。今はやらせに敏感な世の中だからシステム変更して正解ですね。何ごとも長く生き残る為には変化が必要です。でもドラえもんの声は大山のぶ代以外認めない。

 

上の写真にある3Dのテレビ、試してみた。映像が立体化するのはたしかに面白いとは思う。けれども、疲れる。目が疲れるというより、脳が疲れる。それが3Dテレビが流行らない原因だと思う。画質がきれいすぎるテレビも、売り上げが低迷している理由は同じ原因な気がする。

テレビって、ある意味「バカ」になるために観てるところがある。言い方が悪かった。ぼーっとする為に観てる、頭を空っぽにする為に観てるところがあると思う。脳みそをクールダウンする為に。

苦悩から思考を停止させるツールとして、テレビはなかなか優秀な存在。但し、苦悩が重症の場合には、テレビは逆効果。震災直後にACのCMが大量放送されて不快になった方も多いかと思うが、ああいうような不快さがテレビにはたくさん潜んでいる。

 

まあとにかく、今の私はテレビが苦痛なほど重症ではないので、現実逃避にちょうどいい。くだらない番組をありがたく楽しませてもらってる。

24時間、365日、意味あることをし続けるのは、しんどい。

テレビは今のままつまんない番組ばっかでいいとも。