八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

感じ悪い人たち

帰宅してもうすでに文明の利器にどっぷり浸かっているが、その中で目に飛び込んできたのが乙武氏の騒動。これ、ラロトンガから直接に戻ってきてたらきっとスルーしていたであろうが、5日間ほどオークランド(ニュージーランド)にて文明生活を送っていたので、そんでまた帰りの機内でちょっくらあったので、この話題に食い付きたくなった。最初に毒吐いて(自分だけ)スッキリしてから、あらためて南の島の記事を書きたいと思う。

 

乙武氏については、私は昔から好きではない。なぜ昔にそう思ったか明確な理由は思いだせないが、きっと彼の言動にイラっとしたんだと思う。

んで、今回の騒動において店側の態度が悪かったというのが発端らしいが、それについては店側を擁護したい気持ちになったのが私の最初の印象。店の人もついイラっときてしまった気持ちはなんとなくわかる。でも、店側は接客のプロとして、いくら理不尽な相手でも激昂までさせてはまずいっしょというのが次に思ったことだった。

で、結局はどっちもどっちってことなんでしょ。

 

で、ここからが本題。乙武氏のことはあまり関係ない。「感じ悪い人」について。

帰りの機内、ひとりの日本人CA(推定50代)の感じがとても悪かった。表現が難しい。特別にいじわるやひどいサービスをされたわけではないので。でも、めちゃ感じ悪かった。その他の外人スタッフさんはめちゃ感じ良かった。ついつい「クックアイランドに行って来たんだー」なんて話してしまうくらいに。(英語がんばった)

ここ10年ほど、飛行機に乗る回数が急増した。で、ごくたまに「感じ悪い」目に遭う。ってまだ3回目だけど、いずれもビジネスクラスで。その時に共通するのが、ベテランの日本人CAだということと、私の格好が(ちょこっと)貧乏臭いということ。でも昨日は、入店拒否ならぬ搭乗拒否をされるほどひどい格好ではなかったけどなあ。ズボンも長ズボンではなかったが太もも丸出しの短パンではなく8分丈(短足なので9分丈)でなおかつ靴下も履いてたし、靴も白レザーのスニーカーでまだ新品同様にキレイ。上はジャケットは着てなかったが襟付きのシャツ(落ち着いた柄のアロハ)に寒さ対策用のジャンパーで、スポーツちっくなカジュアルさではあったが貧乏臭そうではなかったと思うしお洒落的にもセーフだったと思う。でも、周囲のダサいビジネスマンルックからは浮いていたとは思う。肩まで伸びるくるくるパーマにガングロでサモア体型なので。

ところでビジネスクラスって、スーツ着用義務化されてんの?

感じ悪い(日本人)年配CAってそう思い込んでそうでしかたない。

 

周囲から浮くのはいつものことだし、そんなのは慣れっこだが、そういう場合は「感じ悪い目に遭う」ことも想定の範囲に入れとかなければならない。昨日はそう強く確信した。

んで、件の乙武氏の騒動。私は乙武氏側の立場ってことなのかな。

このことをブログに書くことは、正直迷ってた。共感を得ると同時に非難もされるだろうと予測できたから。いくら弱小ブログだろうが記事をアップさせれば世界中に配信されることには変わらないから、だからたんなる私怨だけで書きたくはなかった。

一方の乙武氏は影響力がハンパないくせに全力で私怨で非難してた。俺もそうやってムカつく奴らクビにしてー!全力で威張り散らしてー!って昔からずっと思ってる。でもそれは諸刃の剣であることは重々承知しているので、偉くなるほどに腰は低くなるのが通常である。ほんとうに威張り散らすことができるのは、金も地位も名誉も持ち合わせていないモンスターができることである。モンスターになることは本望ではないので、だから昨日も相手の感じ悪さに対抗して私は感じ良く対応した。でもブログには書く。なぜならムカついたから。意地が悪いって?そのとおり!

 

「言葉の壁」で苦労するのは毎回だが、同時にその壁によって守られているのも知っている。なぜ外人のCAや店員が態度悪くても多少のことならへっちゃらで、それが日本人同士だと些細なことでもキレるのか?

その答えが言葉の壁の有無である。

その言葉の壁よる守りが、海外移住を勧める理由の1つでもあり、私が外国に住みたい理由でもある。そのことについてはまた別の機会に。

とにかく、わかっちゃうのよね、言葉の壁が無いと、感じの悪さがビンビン伝わってきてしまうの。慇懃無礼全開なのが丸分かりなの。だから嫌いよー、セレブに媚売りまくるおブスな人たちってほんとにもう大っ嫌い!

いきおいあまったついでに、もう少し重箱の隅をつついてやるわ。

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朝食のサービスで、ワゴンの中からミューズリーとかフルーツとかチョイスしてその場で盛り付けするの。その時、最後にパッションフルーツのヨーグルトをお願いしたのよ。そしたらさあ、おっきなスプーンですくったヨーグルトを皿めがけてブンブン振り回すのよ。で、お皿の端っこ(写真の皿の右上)にピトってヨーグルトが飛んだの。それをあの女、一瞬凝視しときながら気づかぬふりしてそのままサーブしてきやがったのよ。これ乗客がイケメンの外人だったら絶対に拭きとってからサーブしたくせに。もう差別よ、差別ー!!

終始感じの悪かったあの女がおかしたの唯一のミスを暴露してやったわ。ぶはははー。

 

はあー、毒吐いてスッキリした。(毒吐くにはオネエ口調最高!)

 

記事をまとめる。

相手の態度が「感じ悪い」って書くと必ず「鏡見ろ」っていう人がいるけども、でもね、鏡見ても解決しないこともあるのさ。こっちがいくら気をつけてたって理不尽な嫌な目に遭うことってある。一般的に言う「運が悪かった」ってやつ。ま、あえてポジティブに捉えると、その時のアドレナリン(私怨)が原動力となって向上心を促進したりする。乙武氏みたいに店一軒潰せるほどにまでパワーアップすることも可能である。で、いつしか自分の方が数倍も感じ悪くなってダークサイドの闇に堕ちていく、と。その場合は「鏡見ろ」は有効かもね。でも、鏡に映る醜悪な自分をイケてると勘違いしてしまうほど自分に甘いのが男ってやつだから、この「感じ悪い」問題は解決せずに負のループが続くのだろうね。女も一緒か。いくら厚塗りしてもおブスな性質までは隠せない。

だからみんな、好き勝手にネットでつぶやけばいいさ。あいつムカつくー!ってさ。そんで、乙武氏みたくやりすぎてフルボッコされればいいさー。(最後は沖縄口調でしめる)

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たいていの人は南の島で癒されれば、感じ良く生まれ変われる。