ムリビーチ ③(クック諸島)
お魚からモテモテになる方法。それは、
パンです。パンがあると、狂喜乱舞したお魚たちの姿が見られます。
野生の生物に対してのいわゆる「餌付け」行為は、個人的には抵抗があります。が、ここのビーチはハワイなどに比べて人がとても少ないので、まあ問題ないみたいです。宿の「MUST DO!」リストに、朝食の残りのパンをあげるとあなたの手から直接パンを食べてくれますよアメージング的な文章が書いてあったので、自分の主義主張はさておき、実際に試してみました。
そしたらまあ、すごい!
お魚に近づくと、たいていは逃げられます。この写真のお魚たちも初めは同じです。でも、お近づきのしるしにとパンを贈呈すると、あらまあびっくり、大歓迎されます。
こんなに目の前にも来てくれる。
この日はまだパンはあげてません。きっと前日にもらった子なんでしょう。しばらくのあいだ一緒に泳いでくれました。が、いっこうにパンをくれないので、フラれてしまいました。
お魚って記憶力がないっていわれますけれど、前日のこと(直前のこと)は憶えています。だからパンをあげた翌日に行くと、カメラを構えて近づいただけで(パンなし)、前日の記憶のままにお魚ちゃん達に襲撃されます。俺の腕はパンじゃねえって。
で、あれ?こいつパンくれないよって記憶されてしまうと、次に行った時にはシカトです。金の切れ目が縁の切れ目は、自然界でも同じですね。。。
パンが大好きなのはこの子たち。
パンを撒くと、どこからともなく現れて、そのほとんどを食べていってしまいます。
こんなかんじで。
お魚たちからモテモテになって、リア充体験しておいてなんですが、やはり「餌付け」行為には抵抗を感じます。ただ、そんなこと言ってたら「魚釣り」なんてもってのほかとなりますので、あまり目くじら立てても仕方ないのかな、とも思います。
まだ観光客の少ないここクック諸島では、いまのところパンをあげる程度のことは咎められていない、というご報告でした。