平泳ぎは苦手
以前、とあるＪリーガーの方に水泳指導をしましたが、そのとき平泳ぎは勧めませんでした。他の競技の選手だったら違ったかもですが、やはりサッカー選手は足が資本ですから少しでもリスクあることは避けました。
平泳ぎは、うまく取り入れればストレッチ効果が期待されます。がしかし、それはあくまでも「うまく泳げれば」の話です。ここが肝なんですよね、うまくできればという部分がどのトレーニングにおいても。
スポーツ選手が怪我をする時って「専門以外」のことでする機会がとても多いです。私も体育の授業でサッカーをして足首をひどく捻挫しました。スケートをしてて足首を骨折した選手もいました。遊び半分で気が緩んでいたことは否めませんが、慣れないことをすると痛い目に遭いやすいです。
ウェイトトレーニングやストレッチングも実は非常にリスクを伴うもので、たとえば皆さんがよくやる「アキレス腱のばし」をしたことによって(その後走ったりして)腱を切るケースがあります。つまり事前に腱に傷をつけて切れやすくしてしまったということです。
専門家の指導のもとで適切に行えばそのリスクは回避できる…わけでもないんですよね。スポーツは常識と非常識とのせめぎ合いなところがありますので、「専門家」といっても何を根拠としてその説を主張しているのか、教わる方もいろいろと調べた方が宜しいです。
また、どんなに優れた(最新の／〇〇選手がやってる)トレーニングでも、自分には合わないと感じたらやめる(サボる)勇気も必要です。その感覚が鈍感だと一流にはなれません。
とかなんとか偉そうに書いてますが、今はとても説得力のない体。おしりに手を伸ばしただけで大胸筋が攣る始末。。。筋力が衰えるというより、高級肉が安物のすじ肉になってしまったかんじで、加齢でなくメンテナンス不足ですね。とほほ。
「PUMPING IRON」を観てやる気スイッチに刺激を与えよっと。
