八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

差別の連鎖

スイスに「黒人差別存在」 年収74億円、米セレブと知らず…店員「あなたには買えない」

 

差別って、未来永劫無くならないと思います。

ここテキサスは差別意識が色濃く残っているところだそうですが、さっそくその洗礼をうけました。いや、自分でも真相はよくわからないんですが、まあネタになりそうなエピソードがありました。

それはウォルマートで買い物している時のこと。

ぼけーっと商品を見ながらカートを押してたんです。そしたら黒人の女の子(5歳前後)が突然私の目の前に来て「鼻に小指を入れながら踊り」だしました。周囲の兄弟がけしかけたかんじで。

「???」

あっけにとられていると、ケタケタ笑いながら兄弟のところに逃げて行きました。

え?なに今の???

カンナムスタイルの中の一部でも披露したの?!あの有名なステップだったら分かったんだけど。謎すぎる。

子供がしたことなので嘲笑なのか親しみなのか真意は分かりませんが、テキサス手強し!と強く思わされました。

 

リンク記事のブランドってアメリカ人でしかもテキサス出身だった。

おそらくウィンフリー氏に特別なバッグを作ってプレゼントすることで手打ちとなる(同時に宣伝にもなる)んでしょうね。本人を番組に呼んでさらにネタにするんでしょう。そんですべらんなぁとか言うとか言わないとか。

 

差別に対抗するにはカネだけではだめなんですかね。コネもないと身を守れないのかもしれませんね。それとも「受け流す力」こそが必要なのか。でもスルーとユーモアで切り抜けることって結局は我慢強さ(やせ我慢)でしかない気もする。いくら頭で納得させても心が憤りを処理しきれない。だから件の司会者さんはユーモアでは済ませずにネタとして自分の力を誇示したのでしょうね。私もウォルマートの件は「差別を受けた(かもしれない)」とこうしてネタにしました。

 

ところで、今回じぶんの件で思ったのが「差別の連鎖」です。

黒人はこのアメリカの地で長らく差別を受け続けてきました。そして現在、その黒人の子孫が先祖の仕返しに白人を逆差別するのでなく、更なるマイノリティーである黄色人種を差別する、そして黄色人種は……そんな可能性を思わされました。

 

ただ、そう思ったのはこの1度きりで、他ではニコニコ親切に対応してもらってます。ウォルマートのレジのお兄ちゃん(黒人さん)は私が持ち忘れた商品を走って駐車場まで届けてくれました。また別の日にはレジで(アジア系のおばちゃん)「40歳か?」って訊かれて「YES」って答えたら「トラストユー」って何度も言われた。なんで訊かれたんだか???だが、とにかくいろいろと親切にしてもらってます。

てか、ウォルマートに行き過ぎてるな。。。

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そのチーズボールは私も欲しい。