八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

五輪出場の空想

『一回目の投票で最有力候補のマドリードが落選しました!!』

8日の未明、つけっぱなしだったテレビからのなにやら賑やかな声で目を覚ました。 

はじめは眠い目をこすりながらぼーっとテレビを見ていたが、時間が経つにつれだんだんと洗脳されてきちゃったのか、なんだか楽しくなってきた。

そして、いよいよ発表。。。

『TOKYO』

その音を聴き、その文字を見た時、

なぜだか涙がじんわり溢れた。さほど期待していたわけではなかったのにね。 

これはなんだろう、応援していた選手が金メダルを獲ったみたいな、しかも50数年ぶりの金メダル、みたいな感じだろうか。いや、若干違う。涙するタイミングが早すぎる。試合のライブの場合は「やったー!」とガッツポーズが先に出るから、涙が出るのはしばらく後になる。今回みたいに早くない。

そうだ、思いだした。これはスポーツものの映画だ。「炎のランナー」や「ロンリーウェイ」でのゴールテープをきるシーンと同じだ。しかもBGMやスローモーション、スタンドには手に汗握って応援する人がいる。そういった演出が入ったやつだ。その感じとシンクロしたんだ。特にロンリーウェイのビリーミルズは舞台が1964年の東京オリンピックだから今回の発表と強くシンクロしてしまったのかも。

↓ちなみにこれがそのシーン。 

やっぱ俺、オリンピック好きだわ。

いろいろあってスポーツとは距離をおいていても、いざこうして見始めてしまったらついつい熱くなってしまう。

ああ、出たかったな。

バルセロナの時は選考会の決勝レースまで勝ち進んだんだけど、手が届かなかった。それ以降はどんどん遠のくばかりで……。

2020年まで、あと7年か。

今さら目指しても出られるわけないけれど、でも、空想くらいはしてもいいかな。47歳でオリンピック初出場って空想を。そしたら現実ではダイエットも成功して健康にもなって気持ちも前向きになってと良いことづくめだ。

3日坊主に終わってダイエットも空想にならないようにせねば。。。