八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

臨時出勤からご帰宅

先日、妻と会った。

「ただいまー」と、ごくごく普通にこちらへ歩み寄る。

軽くチュッとしたあと「あーつかれた。ちょっと横になる」といって寝に行っちゃった。

ぽかーん。

こっちは2年半ぶりに、元気な姿は3年以上会っていないので、そりゃ、ぽかーんだよ。私もなにかひと言ふた言しゃべったが、覚えていない。

髪型も服装も、今いるところのものなのだろう。はじめて見る姿だった。どんなだったかはナイショにしておく。

とにかく、元気そうでなによりだった。そして、あいかわらず忙しそう。

 

すぐに目を開けた。素の状態でも彼女を認識できるかと思って。それはまだ無理みたい。

普段は、私のうしろか、それか一体化しているんだと思われる。だから面と向かっては会えない。その日は10年に1度の大きな台風が来た日だったので、ちょっくらお仕事に駆り出されたのだろう。そして帰宅した時にたまたま私がそっちのチャンネル受信オンだったんだと思われる。

 

「夢に出てきた」というのとは、ちと違う。「夢に割り込んできた」ってかんじだった。

目の前の景色というか時空みたいなのを切り裂いてそこから強引に入り込むみたいな、テレビのドッキリで突然に壁を突き破って脅かしに来るみたく、なんの脈略もなく、突然のことだった。

 

それから何日か眠っているが、何ひとつ見ることなく(覚えておらず)起きてしまう。

うーん、まあいいや。とにかく、元気な姿をみれて安心した。お肌テカテカのムチムチだったな。今度はハグくらいできるよう心の準備しておこうっと。

当面は心おだやかで過ごせそうでございます。