八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

「一流」のまぼろし

リッツ・カールトンの野郎、やってくれちまいやがったな。

この問題、世間的にはどうなんだろう?よくあるワイドショーネタの1つ程度の捉えられ方でたいした問題ではないのかな?まあ庶民の方々にはどうでもいい話題なのでしょうが、わたくしのようなおセレブにとっては…(炎上のため省略

えーっと、冗談はさておきまして、ホテルを「接待」としてつかう人にとってはこの問題はかなり深刻な問題です。どなただったか忘れましたがその昔、アメリカへの販路拡大をするべく商談に臨む際には「どこのホテルに泊まっているか?」が商談成功の重要なカギとなる、みたいな話がありましたよね。そのような傾向って今でもしっかりと残っていて、ホテル選びのセンスとその人の「信用度」は関係性が深いです。

 

私らも仕事柄、ホテルをよく利用します。祐気採りでの宿泊をはじめ、ラウンジを利用して鑑定することもよくありますし、皆さんと泊まりがけで勉強会をしたりも。またバンケットを利用して新年会などの催し物をすることもあります。「おすすめのホテルは?」と訊かれることもよくありますので、調査員的な目線でホテルのチェックをしたりもしています。

リッツ・カールトンですが、私は幸いなことにどこのカールトントンにも泊まったことがありませんので、今回の騒動は対岸の火事としておもいっきり野次れます。でもいつかは泊まってみたいと画策して「THE RITZ-CARLTON REWARDS」に入会して準備はしておりました。ふう、火事に巻き込まれなくてよかった。

 

接待で使う場所でこの手の不祥事が発覚した時、私らは「噂が消えるまで当面は(接待では)使用しないで」とアドバイスします。俗に言う「気が悪い」状態にあるからです。もちろんこういったことが明るみに出たことは「カイゼン」の一環としてむしろ喜ばしいことなのは分かります。けれども、改善途中の混沌とした状況のところをわざわざ「接待として」利用しなくてもいいわけで、ファンとして応援したいなら接待がらみでなく個人的に利用すればよいでしょう。ちなみに接待を受ける立場側でこういった不祥事の出たところに連れていかれた場合は、その商談は無しにした方が宜しいでしょう。デートの場合も恋人には昇格せずにメッシー君としてだけの付き合いにとどめましょう。

そう、「あえて使う奴」って必ず出てきます。先ほども述べたように個人的に気軽にファミレスやビジネスホテル感覚で使う分には宜しいと思います。おそらくこれから信頼回復を図るべくお客さまには相当にお得なキャンペーンが繰り広げられるでしょう。ですが、「ここぞという場面」で使うにはデメリットが上回ります。なので「あえて」使うにしてもシチュエーションとタイミングはちゃんと見極めましょう。

 

もしも私がリッツ・カールトンのラスボスだったら、大阪はつぶしますね。来年に京都に新たなリッツ・カールトンができるらしいので、そっちに移ったらよろしおます。つぶすのが無理でも、せめて名前を変えて再オープンしますね。阪急阪神ホテルズとは手を切ってマリオット大阪とかにして再オープンさせます。→今wikiで調べたら「マリオット」ブランドは今年から来年にかけて東京や大阪で新展開する計画があるらしいですね。じゃあやっぱつぶす(阪急阪神に買い取らせる)しかなさそうです。尚、従業員がバカッター炎上して閉店のケースとは全く異なることは言わずもがなです。

 

こういった「一流」を謳うものの魅力といいますか、そのパワーといいますか、それが好きだったりそれに肖ろうとする行為というのは、悪いことではありません。むしろ推奨します。ですが、その「一流」というものは人々がつくりあげた幻想であるということも忘れてはいけません。だから、ちゃんとご自分の目で耳で鼻で口で手で足で、そこが一流であるかどうかを品定めしてください。いざ使ってみると、けっこう酷い部分が目についたりします。あばたもえくぼにならぬようお気をつけくださいませ。

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あばた含めて大好きならば様々な危機をともに乗り越えた熟年カップルみたいで宜しいと思います。ちなみに私はセントレジス LOVE。