八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

1963年11月22日

この写真では映ってないが、この道路の前方に「X」印が記してあります。

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↓これがそれ。見えづらいかな?

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ここは、そう、50年前の今日にアメリカのケネディ大統領が狙撃された現場です。

「X」印は、2か所あり、最初の狙撃と、致命傷になった狙撃の場所に記されています。

犯人が狙撃した場所とされているのが、テキサス教科書倉庫ビル6階の右の窓。f:id:hachiyuu:20130826023210j:plain1つだけ四角い窓枠となっているところから狙撃されたといわれております。

今はこの建物は「The Sixth Floor Museum」という資料館となっています。せっかくなので見学します。音声ガイドは必ず借りましょう。(じゃないと解んない) 

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ミュージアム内は残念ながら撮影禁止となってますので6階からの眺望はお見せできないんですが、実際に現場からの目線でみると、ここから狙撃したという説がいかに無理矢理なものか分かります。

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↑ここの6階端の窓からよりも、↓この丘から狙撃した説のほうが納得です。

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↓ちょうどこの車のあるところで狙撃されました。 

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後方のビルからよりも、丘からの方が確実にヒットできるでしょう。

パレードのコースが急に変更されたのも不可解です。

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本来のコースは1つ向こうの道でしたが、それだとこの丘から距離が離れすぎてしまい、狙うのは難しいでしょう。

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教科書倉庫ビルからの狙撃もちゃんと計画の1つだったと思います。ですが、そこにいた狙撃手は「引き金をひけなかった」。で、第2の案であるこの丘付近から別の狙撃手が撃った、そう推理しました。というのも、パレードのルート変更により教科書倉庫ビルの6階から大統領を「真正面」に捉えることができるんです。そのタイミングならば狙撃することは可能でしょう。でも、ビルの狙撃手は引き金を引けなかった。

 

同じビルの6階から現場を眺めてそんなことを思いました。ここに立つと誰もが同じことを思うでしょう。ダラスに行ったら1度は訪れてみてください。

The Sixth Floor Museum