八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

メダルかじり

オリンピックのメダルをかじる、かじるなというのが話題となってますが、その中で、メダルかじりを最初に始めたのがオーストラリアの水泳選手のダンカン・アームストロングとのことで、私の中で別の盛り上がりをみせている。というのも、私にとって憧れというか、手本にしていた選手なので、その頃の懐かしい想い出が甦ってきている。ちなみに私が高校生の時に全国大会で優勝して、その時のガッツポーズは彼のソウル五輪の時のガッツポーズシーンを真似た。そしてまた、その大会の大会記録は彼が日本に遠征に来た時のもので、その記録を私が上回ったのもよい想い出。

と、プチ自慢はさておき、メダルかじりの是非。JOCのお偉いさんが禁止令を出して、そのことに早速、為末さんが懸念を表わしたが、私はどちらの言い分も正しいと思う。これは学校でいうところの校則を守る守らない的なことで、先生役のお偉いさんは立場上お堅い事を言うし、生徒役の選手は「そんなの関係ねー」と校則を破る。

つまり私が言いたいことは、レジェンドが7度目のオリンピックでやっと手にした銀メダルを、本人がかじりたければ誰も止められないということ。あとでお偉いさんに怒られても、てへぺろで許される。

だいたい、お偉いさんが言うことに絶対服従の選手なんてオリンピックで勝てるわけがないんだから。校則なんてやぶってなんぼ。そんでもって監督者はその立場としてそれを怒ればいいし、破るほうも怒られることを覚悟でやって、あとでごめんなさいしててへぺろってすればいい。不貞腐れた態度でなく、愛嬌よく、謝ればいい。

 

もし、私がメダルを獲ったならば、メダルかじりはやらない。あれやってビジュアル的に許されるのってイケメンにかぎるでしょ。だから絶対にやんない。

けれども、どこぞのボンボンが禁止にしろって言ったからお前もやるなと言われたなら、あまのじゃくでかじりまくるかも。