アメリカ大統領選挙
小浜市、じゃなかったオバマ氏が再選されたようですね。
BARACK OBAMA ELECTEDってテレビの画面に書いてある。
夕方から寝ちゃって、起きたらロムニーたんが、しょんぼり演説していた。パチ、パチと乾いた拍手の中で、笑顔つくって喋ってる。英語わからなくても一目で負けたのが理解できる。でも、悔しがったり謝ったりしてる風ではない。ベストを尽くした的な感じ。客席の支援者たちも、壇上のスタッフたちも、うっすら涙だが、称えあっている。
ロムニーたんの演説から1時間ほどして、オバマ氏登場。やっぱ盛り上がりが違う。けども、もう夜中(現地シカゴは0時45分なのかな、ニューヨークは1時45分)だからか、会場はお疲れなムードが漂っている。ま、再選だしね。ヤッター!感よりも安堵感の方が強いってのもあるのかな。
で、演説始まる。内容がよく分からんのは歯がゆいが、そこの所は日本の新聞にも載るんだろうから、いいや。
んで、エンディングにさしかかった雰囲気。白人も黒人もヒスパニックもアジアンもネイティブアメリカンも…という感じでアメリカに住むすべての人種と、リッチもプアも…、ゲイもストレートも…とジェンダー等々のことも盛り込んで、みんなでがんばろー!的に盛り上げる。そして締めが、
サンキューアメリカ! ゴッドブレスユー!
で、最高潮。紙吹雪とブルーススプリングスティーンの歌が流れる中で、親族とスタッフかな、ハグハグしてエンディング。会場に手を振り、自分拍手。
日本人がイメージするステレオタイプなアメリカの雰囲気そのまま。国民は星条旗の小旗を振って士気が高まり、大団円。ちゃんちゃん。
オバマ氏再選ということで気学的な話でも書こうと思ったが、いま頭はたらいてないからやめときます。真夜中だし、歩き過ぎて足腰ぐったりだし。
それよりも、選挙当日のことを少し書きますね。
投票所らしきところは、いくつか通りかかった。けど、お祭り騒ぎな雰囲気ではなく、ごく普通の、日本と変わらない感じの光景。でも、12丁目をアベニューCに向かって彷徨っていた時の投票所では、ヒップホップが大音量で流れていた。音源の主が電動カートにラジカセくくりつけた黒人のじい様だったのには「これぞアメリカ!」と笑った。投票の様子が気になって仕方ないじい様、係の人と話をして上機嫌で去っていった。きっと他のところも巡回しているのだろう。その様子をカメラに撮れず残念。
街中が選挙で盛り上がってるっていうわけではなかった。たまにこうしてオバマ支持みたいな張り紙があるが、街はいたって普通だった。日本の選挙の時の方がよっぽど選挙っぽい(立候補者の写真だらけ、ひたすら名前連呼の街頭演説うっさい)。
一夜明けたらまた雰囲気ちがうのかな? 変わった様子があったらまたレポートします。