Vosges Haut-Chocolat
ニューヨークから帰ってきた妻から「はいバレンタイン」と手渡された紫の小さな紙袋。「溶けないよう、機内の冷蔵庫に入れてもらったんだよ。やっぱファーストはわがまま言えていいね!」そう自慢げに、いたずらっぽくはにかんだ。
家に帰ってから、さっそく紫色のその箱を開けて食べる。
カレー味やらワサビ味やらトウガラシ味やらベーコン味やら、なんだか面白い!
まだ見ぬニューヨークという街を感じさせる斬新なチョコだった。
今から5年前の話。
あの時の箱、まだ捨てれずにとってある。
え?日本にお店あんの?いつから?知らんかった…。今日買いに行こうかな?
今日はやめとこう。店員さんに「プレゼント用ですか?」と引きつりぎみの困惑した笑顔で言われたらしぬ。
〈追記〉
今週のお題は「バレンタインの思い出」とのこと。
もう私にとってのバレンタインは思い出しかない。本命チョコは永遠に食べれない…
と、お涙ちょうだいしてセコイヤチョコレート1年分ゲットするテスト。せこいや…。