八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

体育会なめんな

「体育会の部活型組織」に未来はない

最近、他人の記事に噛みついてばかりで自分でもうんざりだが、「ちょっと誤解してません?」って思いがあるので、それを正したい。今回は「体育会」に対するイメージ。

リンク先の方は体育会とは無縁とのこと。だからこそここは私の出番。

 

黒子のバスケ」というマンガがある。その中で活躍しているのは高校1年生が中心ですが、そもそもスポーツの世界は完全実力主義の世界ですので、いざ勝負となれば先輩後輩全く関係なし。強い者だけしか生き残れない世界。

で、そんな弱肉強食の中でも体育会はきっちりタテ社会になってて、先輩のことはちゃんと立てる。黄瀬みたいに「~っス」ってかんじの変な敬語だったりもするが、尊敬する先輩にはちゃんと礼儀を尽くす。灰崎みたいなクズはいずれ消える。青峰だって今吉に対しては一目置いてるでしょ。だいたいあんな感じですよ、体育会って。一般的な年功序列とは違います。みんな自己主張の塊であり、それでいてチームプレイもこなせます。

 

みんな「勝利」のためにとてつもない努力をしてしのぎを削っている。そしてその中で頂点に立つチームが最も優秀なチームである…かどうかはさておき、上位に食い込むチームはそれなりにちゃんとしています。体罰だのしごきだのといった負のイメージとは程遠いです。じゃないと勝てない。それが真の体育会の姿です。

全日本の女子柔道だって、けっきょく監督は退場させられたでしょ。「あいつが監督じゃあ金メダル獲れねえ」って選手が言ったわけでしょ。勝負の世界でこうした下剋上みたいなことは珍しくないですよ。特にプロの世界では当たり前です。

 

弱い者は淘汰される。ただそれだけ。 

そういった勝負の厳しさを小さい時から叩きこまれてきたのが、体育会出身者です。

そして体育会出身者は、先輩後輩の関係をいち早く経験してきているので、礼儀作法も身についているし、リーダーシップもとれます。(一般学生と比べて) 

その他もろもろメリットはありますが、これ以上はナイショ。

とにかく、体育会出身者の方が意識高い系の学生よりもよっぽどモテるでしょうね。フィジカルもメンタルも体育会出身者はかなり高スペックですよ。

 

上記のリンク記事、タイトル読み返してみると「部活」って言葉が入ってるな。これってもしかして、中学や高校の部活、しかも県大会止まり程度のイメージで言ってる?

そういう選手は大学の「体育会」には入れないよ。大学の看板を背負って戦ってる選手は中学や高校の全国大会上位者の集まりですので、全国大会に出場しました!なんて低いレベルとちゃいますよ。それが(有名私立)大学の「体育会」で、企業が求めてる人材はこっちのことです。実際の大学名とか出して詳細に書くともっと分かりやすいのですが、そうすると自爆する恐れがあるので無理。(学業不得手の筋肉バカな選手はいくら競技成績が良くても〇〇大学以下にしか入学できないとかそんな暴露話は書けない)

 

まあとにかく、一般学生と比べたら体育会出身者の方が圧倒的有利に決まってますやん。それと、体育会をそこいらの中学校の部活と一緒にすんな。大学生にもなって「声だし」とか論外だから。体育会とはスポーツエリート集団のことですので、あんまナメたこと言ってるとカム着火なんちゃらすんぞ。

 

追記:体育会と軍隊は一緒じゃありませんから。