「戦略おべっか/ホイチョイ・プロダクションズ」
さてさて、前回にお話しいたしました「注目のブログ」についてですが、昨晩にダッシュボードをチェックしたところ… \_ ヘ(・・;)えっ?
またまたこのブログがそちらにピックアップされておりまして…
はてなの中の人に見つかっちゃいました Σ( ̄口 ̄*)はうあっ!
え、えーっと、こ、このたびのことにつきましては、また取り上げてくださいまして、こ、心より厚く御礼を申し上げます ((((_ _))))ガクガクプルプル
と、いうわけで(どういうわけで?)、今日は本の紹介です。
「戦略おべっか/ホイチョイ・プロダクションズ」
帯には「ビジネスの最終兵器!」「ホイチョイ版 気くばりのすすめ」とあります。
新書サイズで、なおかつ1ページの分量も多くなく、コンパクトに要点がまとまっていてとても読みやすくなっております。
アマゾンではあまり評価は高くないですが、読んで損はないと思います。
特に若い方にとっては、今どきの仕事の仕方ではないだけに、だからこそ、こういった手本が身近には誰もいないでしょうから、是非パラパラとめくってみてほしいと思います。もし本屋になかったら、内容をネタバレさせているブログを読むだけでも是非に。
「おべっか」は、しばしばネガティブな言い回しとされています。しかしながら、それが「気くばり」となれば、イメージはまったく違ったものとなります。
この本では、おべっかは最高の気くばりという位置づけです。
でも、やはり世間一般でおべっかは、行き過ぎた気くばりというイメージが強いと思われますが、それは違います。行き過ぎた気くばりは単なる無礼で、それはこの本のコンセプトからも外れます。
さりげなく、さりとてアピール力がある気くばり、それが戦略おべっかです。
誰も敵に回さずに、ライバルですら唸らせることができれば、気くばりとしては超一流といえるでしょう。
この本では、豊臣秀吉や石田三成などのエピソードの他に、36もの具体的な戦略おべっかが紹介されております。
それらは、すぐに真似できるものばかりですが、これはあくまでも過去のものといいますか、すでに基本(当たり前)なものです。
なので、この基本形をもとに、今風に「相手のハートをつかむには?」を考えねばなりません。人の心をつかむという本質自体は、今も昔も変わりません。
相手の趣味趣向に寄り添って、そしてハートをくすぐりながら更に急所を探り出して、最後にはがっつり鷲づかみにする。それが戦略おべっかです。
今風には、このブログの活用というのも、戦略としては有効なツールとなりそうです。
皆さまに気に入っていただけますよう、記事の内容をあれこれ工夫することは、ある意味おべっかと言えるでしょう。しかも、顔が見えない皆さまに対してあれこれ思考を巡らせるわけですから、かなり高度な技術と言えます。しかも、ブロガーのライバルは無数におります。そのなかでお互いに「楽しく」しのぎを削ることで、更なる成長も図れます。
炎上させずに多くの皆さまを唸らせることができれば、未来の著書の中で戦国武将と並んで名を連ねられるかもしれません。
著書に書かれていることが過去のものというのはそういうことで、現代のおべっか(気くばり)は、新しいステージに入っております。
暗中模索な新しいコミュニケーションツールをどう使いこなすか?
クリックひとつで誰にでも何でも出来てしまうこの時代に、いかに他を出し抜けるか?
今はまさに戦国時代さながらの過渡期と言えるでしょう。
ということで、今からジャンプを買いにいって、おべっかの戦略を練りたいと思います。
今後もし私がマンガのレビューとか書きだしましたら、べたべたのおべっかを使っていると思ってくださいませ。ではでは。ぺこり。※前回記事参考