タイのひとコマ⑯《スプーンとフォーク》
タイは、おコメ文化であるが、その食べ方は、日本のようにお椀に盛っては食べない。炒飯でも白ご飯でも、みな皿に盛って食べる。
なので、ごはんものは箸では食べづらいのでスプーンで食べるんだが、その時にタイの人は、「右手にスプーン」「左手にフォーク」をもって、器用に食べる。
ちなみに麺類はお箸で食べます。
タイのお米は、さらさらしている。だから炒めたら美味い。でもそれをスプーンだけでは食べづらい。量が多いうちは片手(スプーンだけ)でもいけるが、最後のほうはごはんが逃げてしまう。そこで左手フォークの登場。
さらさらごはんが逃げないよう、この左手フォークで押さえたり、スプーンに運んだりすると、とても食べやすい。私もそれを真似て実食。うーん、実に合理的。
これなら、洋食に添えられてるミックスベジタブルも最後まで上手に食べられる。テーブルの周りにコーンやグリンピースを素っ飛ばさずに済む。
皆さん是非ともこれは、さっそく明日にでもファミレスで実践していただきたい。ナイフとフォークよりもよっぽど食べやすい。ほんと、合理的。
ただ1点、タイの人に言いたいことがある。
スパゲッティーは、右手フォークのほうが食べやすいぞ。以上。