アフタヌーンティー(セントレジス アブダビ)
すみっこ過ぎてなかなか従業員さんに気づいてもらえずだったが、ようやく目と目が合ってメニューを持ってきてもらう。が、そこにアフタヌーンティーが書いてない!?
尋ねてみると、どうやらアフタヌーンティー用のメニューがあるみたい。「お持ちしましょうか?」と言われ、イエス プリーズ。紅茶の種類を頼むのにメニュー必要だもんね。本場イギリスで頂戴しましたから知ってましてよ。おほほ。
ん、サンドイッチの欄にもいっぱい種類が書いてあるぞ。それもチョイスするのか?
適当に指をさしながら「チョイス?」と尋ねるも、なんだか違うみたい。よく分からんがとりあえず頼む。そうそう、シャンパン付か無しかだけ訊かれた。めちゃ空腹だったのでシャンパン無しで。機内で具合が悪くなったらやばいので自重した。
注文時に紅茶の種類を訊かれなかったわけがこちら。ワゴンごと来てここで注文する。
1杯目はフルーティーなのにする。アールグレイと花びらみたいなのをブレンド。
さて、ようやく三段重ねのあれがきましたよ。ふふふ、私なんてったって本場イギリスで召しあがりましたので知ってますわよ。下からサンドイッチにスコーンにケーキでございましょ。
サンドイッチ、サンドイッチ、オードブル。。。ファッ!?
ロンドンに続き、またもやフードファイターのように無心でサンドイッチを頬張る。
ふう、どうにか食べきるも、もう腹がパンパンだよ。この先いったいどうなるのやら。。
次のティーはアラビア的なのを注文。お姉さんしばし考えて、ミントティーをすすめてくれた。そう、こちらではレモン&ミントジュースとかあって、ミントはよく使われてる。
スコーンとデザートは2段のミニプレートでほっとした。スコーンも小ぶりなので、これなら残さず食べきれる。ちなみに私はクリームを先に塗る派。ジャムを塗る前にクロテッドクリームだけで一口いただいてクリームの味を堪能する。うん、なかなか良くってよ。
ここからはガツガツ食べずにゆっくり時間をかけて味わう。
日没後は照明を少し落としてろうそくに火を灯す。バラも置かれてムーディに。
とはいえ、バーほどは暗くならないので、本も読める明るさ。
予定ではこのあとバーにいって1~2杯ひっかけて帰ろうかと思っていたが、ここがあまりに居心地良くて、結局ここだけ居て、空港へと向かった。
イギリスをはじめ、他の諸外国では、男がひとりでアフタヌーンティーをしている姿はあまり見かけないが、ここでは(白いトーブを着た)男性ひとりで新聞など読みながら優雅にお茶している。それがまた大富豪っぽくてかっこいい。私も傍からはそう見られて……るわきゃない。きっと力士かフードファイターと思われていたことだろう。
うう、痩せたい。。