八雲の国から末広がり

旧八祐会ブログ

海外旅行のススメ

ちきりんさんの「世界を歩いて考えよう!」

ヤマザキマリさんの「望遠ニッポン見聞録」

を読みました。どちらもとても面白くて、そしていろいろと勉強になりました。

 

最近は「若者の海外旅行離れ」などと言われているが、はたして本当なのだろうか?

私が学生だった20年ほど前も、みんながみんな海外旅行していたわけではなかったけどな。ただ我々は人数がとても多いので(団塊ジュニア)、比率は変わらずとも総数は今よりずっと多いのは確かです。

まあ「若者の〇〇離れ」は海外旅行に限らず流行っているから鵜呑みにはしていないが、あえて、それに乗っかって話を進めます。

 

私の考えは「老若男女、みなさん積極的に海外へいきましょう!」です。

もちろん、「時期」と「方位」をちゃんとみて(祐気にて)。

 

その理由としては、「不況/失業率増加」「日本政府への不信」「放射能の影響」などがあり、そして日本人はいずれ、100年前にブラジルやハワイなどへ渡った人達と同じように海外へ「移住(海外移民)」を迫られると思っているからです。

その時がいつになるか、はたまたその規模(人数)は分かりませんが、昨年の原発事故後のように、とつぜんに移住をせまられる可能性もありえます。

そうなった時に、「どこに行くか?」という選択肢を多くもっている者と、まったくなんにも分からない者とでは、その後の人生に大きく影響を及ぼします。なので、いまのうちから世界を旅して、日本以外に住みたいなと思える場所の目星をつけておいたほうがいいでしょう。

 

もちろん、本やインターネットからでも情報は得られます。

「ネットで十分じゃね?」っていうのが若者の海外旅行離れの要因のようですが、私はインターネットで世界が1つに繋がったからこそ、海外へ積極的に出かけるべきだと思います。

 

ネットの情報は、所詮ネットです。 リアルな体験には遠く及びません。

自分の五感のみならず、第六感といった「魂の琴線」にふれる経験、

これはネットだけでは絶対に体験できません。

 

それに今はせっかくの円高なんだから、いいチャンスです。いつまた円安になるか分かりませんので(2008年は1ユーロ/170円とかして何も買えなかった)。

私は若い人にかぎらずどなたでも海外旅行はすすめますが、世間がことさら若い人にすすめるのは、やはり若者は「未来の宝」だからでしょう。

そして、若者たちのために道をつくるのが、我々世代の役目と思います。

だから私は、老若男女、みなさまにすすめます。

 

ちきりんさんとヤマザキさん、このおふたりに共通するのが「サバイブ能力の強さ」です。なにがあっても、どこででも生きていける強さ。これは私もぜひ見習いたい。

また、おふたりとも「人生の自由度が高い」のも、とても魅力的です。

この強さは、「世界を自分の目で見て、肌で感じてきたから」に他なりません。

 

なのでみなさん、ぜひとも海外へと足をはこび、そこからあらためていま住んでいる場所(国)を、そして自分の人生を見つめなおしてみてください。

尚、お出かけの際は方位と時期をちゃんとみてから行きましょう。